W大の情報保障団とは。(私の見方よん♪)
<情報保障とは・・?>

情報保障とはその名のとおり「情報を保障する」
主にろう学生(W大では、難聴も含めて、ろう学生と呼ばれている)に、
その場で起こっていること話されていることなどを
聴学生がなんらかのかたちでサポートする、
それを「情報保障」と呼びます。

W大には「ノートテイク制度」がありますが、
それがろう学生のための一般的な情報保障の方法。
ノートテイクの他にも手話通訳、パソコン通訳も増えているようです。


<情報保障団の目的>

●2002年までの情報保障団は、
入学登録式とオリエンテーションに限り、毎年活動を続けていました。
なぜ、入学登録式とオリエンテーションにやるかというと

@大学生活のはじまりの場なので、臨場感をより味わってもらうため

A聴覚障害者が和光にいる、ということをほかの学生にアピールするため

B新入生の中にどのぐら聴覚障害者がいるか確認するため
(当日は聴覚障害の方は前にくるように呼びかけるので)

などの目的があるようです。
しかし、目的は毎年メンバーが話し合って決めていくので、
変わるところもあります。
2001年は、新しく、聴覚障害者だけではなく、
目の不自由な人(視覚障害者)が、
入学登録式の時に配布される資料を参考にしながら
先生方の話を聞けるように、
どんな配布物が袋に入っているかのリストと、
「学修の手引き」の単位取得の表のページの
点訳の作業も行ったことから、これを機に
2002年以降引き継がれました。

●2003年の情報保障団
これまで入学登録式だけの情報保障団だけでは、
情報保障の意義が分からないのでは?という声が多く、
通年という単位で活動し、講義の中の情報保障団というイメージを
作ろうということに実践してみました。

中には、いきなり、3ヶ月単位から通年という活動に、
ろう学生の負担が多くなるのでは?という不安から、
この年、ろう学生の多くは、ジョウホ団に関わろうとしませんでした。
手話班はろう学生全員、関わってくれず、
後輩が一人手伝ってくれたのですが、やり方がわからず、
私一人では教えられず、
ほとんど私一人が1年頑張ってきたようなものでしたが、
あれほど、苦しいジョウホ団は、初めてでした。
これを機に、もうジョウホ団手話班はない方がいいのではないかと
思い始めました。

●2004年の情報保障団
パソコン班だけ立ち上げました。
このパソコン班にはろう学生があまり参加できなかったため、
パソコン班メンバーには申し訳なかったなと思います。

手話班に関しては…。
2003年の手話班はろう学生の協力者がいないと分かった時から、
情報保障団の立ち上げは難しいのではないかと危機感がありました。
もし2004年の手話班が必要だとしても、
私一人では無理だし、春休みの時間も欲しいし…という理由で、
放り投げな状態になっていました。
もう本当に何も考えたくなかったのです。
ある一人に任せたのですが、ある人の要望で、
手話班ではなく、「手話企画」という形で、情報保障団とは
またべつの形で、ろう学生と聴学生のコミュニケーションを
大切にした場を作りたいという意見を通し、
春休み限定手話企画を作りました。

●これからの情報保障団スタイル
これからは、時代もメディアも変わっていきます。
恐らく、ろう学生の中にも、手話が読み取れない難聴が増えていくのではないかと思います。
そのことを頭に入れて、新しいスタイルを、
これからW大を背負っていく後輩たちで
話し合って決めていってください。


視覚障害学生が入学する年のみ、点訳班が行われるため、
視覚障害の入学生がいなかった2004年は活動しませんでした。


注意:2001年の情報保障団HPにもあるのでご覧下さい。


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